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Channel: Tokyo Culture Addiction
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マンションのルーツを体験する<2>ダイニング・キッチンという発明@集合住宅歴史館 ~バビロン再訪#32~

  日本における鉄筋コンクリート造の集合住宅について、その100年の歴史を展示するのがUR都市機構の集合住宅歴史館です。すでに取り壊されてしまった歴史的な集合住宅(部分)が移築・復元されています。 八王子のUR集合住宅歴史館を訪ね、今の日本のマンションのルーツを体験してみました。...

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マンションのルーツを体験する<3>晴海高層アパート@集合住宅歴史館~バビロン再訪#33~

 日本における鉄筋コンクリート造の集合住宅について、その100年の歴史を展示するのがUR都市機構の集合住宅歴史館です。すでに取り壊されてしまった歴史的な集合住宅(部分)が移築・復元されています。 前回<2>、前々回<1>に続き、八王子のUR集合住宅歴史館で今の日本のマンションのルーツを体験してみました。...

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大胆予測!虚構未来。コロナの時代の建築と都市 <上>

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、おさまる気配をみせていない(2020年4月28日現在)。まったく先行きが見通せない、この未曽有の事態がこれからの世界にどのような影響を与えるのだろうか。 イギリスの新聞「ガーディアン」The Gardianは4月13日付記事でコロナウイルスの後の建築と題した記事を掲載した(Oliver Wainwright, Smart lifts,...

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デザインとつくること ~人類学からの示唆 ティム・インゴルド『メイキング』を読んで~

   建築やプロダクトデザインの世界において、僕らは普通、デザインとつくることは別のものと考えている。          デザインは建築家やデザイナーが担い、施工・製作は建設会社やメーカーが担う。建築物や製品の設計やデザインを決めるのは建築家やデザイナーで、施工・製作者はその図面に基づき、忠実に実現する役割を担う。...

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散人きどり<1> ~家のまわりのぶらぶら歩き~バビロン再訪#34

無聊を託つ(ぶりょうをかこつ)という言い方がある。 広辞苑(第五版)には、無聊とは「心配事があって楽しくないこと」「たいくつ」とあり、託つとは「他のせいにする」「恨んで言う。ぐちをこぼす」とある。 ステイホームを強いられている現在のわたしたちのこころもちそのものだ。...

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大胆予測!虚構未来。コロナの時代の建築と都市 <上>

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、おさまる気配をみせていない(2020年4月28日現在)。まったく先行きが見通せない、この未曽有の事態がこれからの世界にどのような影響を与えるのだろうか。 イギリスの新聞「ガーディアン」The Gardianは4月13日付記事でコロナウイルスの後の建築と題した記事を掲載した(Oliver Wainwright, Smart lifts,...

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散人きどり<2> ~家のまわりのぶらぶら歩き~バビロン再訪#35 

江戸時代においては「散歩は『はしたないことで、してはならぬ行儀であった』」という大佛次郎の説を川本三郎が紹介している。(「路地を歩く」 『老いの荷風』 白水社 2017)。...

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「脱住宅」のすすめ <前編> ~住まいと経済をつなげる~ @バビロン再訪#36

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大胆予測!虚構未来。コロナの時代の建築と都市 <下>

 世界中に蔓延している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、建築や都市にどんな影響をもたらすのだろうか。     イギリスの新聞「ガーディアン」The Gardianは4月13日付記事でコロナウイルスの後の建築と題した記事を掲載した(Oliver Wainwright, Smart lifts, lonely workers, no towers or tourists:...

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「脱住宅」のすすめ <後編> ~<一家族 = 一住宅>の先へ~@バビロン再訪#37  

 住宅とは家でも住まいでもなく20世紀が発明した産物だ。住宅とは近代に出現した産業労働者のための供給される住居、いわゆる専用住宅のことだ。 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の蔓延を機に、にわかに普及したリモートワーク。これがきっかけになり、住宅が働く場となり、これまで住宅から排除されていた経済が住宅に接続された。「脱住宅」の始まりだ(『「脱住宅」のすすめ<前編>』参照)。...

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イメージの街 ~飯倉<前編>~@バビロン再訪#38

わたしたちはイメージの都市、イメージの街に生きている 人は物理的な空間やモノをイメージとして理解する。 イメージは決して空間そのもの、モノそのものではない。それは眼がとらえた映像、視覚器官がキャッチした情報そのままでもない。...

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伊丹十三と伊丹十三記念館

松山の伊丹十三記念館に行ってきました(★1)。           伊丹十三が亡くなって22年になります。映画監督で知られた伊丹十三は、商業デザイナー、イラストレーター、俳優、エッセイスト、テレビマン、CM作家など、多彩な顔を持つ一種の天才肌の人物でした。 上に挙げた肩書以外にも、音楽愛好家、料理通、乗り物マニア、猫好き、精神分析啓蒙家など、その興味は広範囲に広がっていました。...

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イメージの街 ~ 飯倉<後編> ~ @バビロン再訪#39

 わたしたちは都市や街のイメージと生きている 都市や街を物理的な空間としてだけとらえるのは大きな間違いだ。わたしたちは都市や街をイメージとしてとらえ、そのイメージとともに生きている。 したがって都市や街は、目の前の物理的な空間やモノであると同時に、過去の記憶のなかの都市や街であり、さらには、言葉によって獲得された都市や街である。...

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映画のなかのマンション<1>~『憎いあンちくしょう』~@バビロン再訪#40

 住まいの主要な形態としてすっかり日本に定着したマンション。世帯数に占める分譲マンションの割合(マンション化率)は、東京で27.6%と約3割を占めている(東京カンテイ プレスリリース2010年1月30日)。 シリーズ「映画のなかのマンション」では、世界の映画でさまざまに描かれてきたマンションを追ってみる。 第一回目は、『憎いあンちくしょう』(蔵原惟義監督 山田信夫脚本 日活...

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あなたは道具の奴隷か?フェイスブックの製品か? ~イヴァン・イリイチ『コンヴィヴィアリティのための道具』~

道具によるひとの奴隷化 悩めるひとりの働く女性。 自分のキャリアのためにはどのタイミングで子どもを産むのがいいかと、上司に相談したところ「出産に『いいタイミング』なんかあるわけないじゃない」と言われて、とても気が楽になったと言う。 こんなエピソードを若林恵が紹介している(『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』(黒鳥社 2019年)。...

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映画のなかのマンション<2> ~『ほえる犬は噛まない』@バビロン再訪#41

 シリーズ「映画のなかのマンション」では、世界の映画でさまざまに描かれてきたマンションを追ってみる。 第二回では、『ほえる犬は噛まない』(ポン・ジュノ監督 2003年)を取り上げる。改めて説明するまでもないが、ポン・ジュノ監督は、映画『パラサイト...

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向田邦子と中目黒っ子 ~イメージの街・中目黒<前編>~@バビロン再訪@#42

 わたしたちはイメージの都市、イメージの街に生きている  都市や街を物理的な空間としてだけとらえるのは大きな間違いだ。わたしたちは都市や街をイメージとしてとらえ、そのイメージとともに生きている。 都市や街は、目の前の物理的な空間やモノであると同時に、過去の記憶のなかの都市や街であり、さらには、言葉によって獲得された都市や街である。...

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皮とあんことブラジル食堂 ~イメージの街・中目黒<後編>@バビロン再訪#43

 バブルの前は戦前から続く昭和の東京がかろうじて残っていた 向田邦子は「中目黒っ子」だった(「イメージの街・中目黒<前編>」)。 実はわたしも「中目黒っ子」だった。住所も向田邦子が住んだ同じ中目黒三丁目。中目黒四丁目にもほど近いところ。 とはいえ向田邦子のように多感な年齢の時に暮らしたわけでないので、わたしの場合は、さしずめ「非正規」の「中目黒っ子」というわけであるが。...

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映画のなかのマンション<3> ~『ハイ・ライズ』@バビロン再訪#44

 テクノロジーが誘発するもの シリーズ「映画のなかのマンション」では、世界の映画でさまざまに描かれてきたマンションを追ってみる。 シリーズ第三回は、『ハイ・ライズ』(ベン・ウィートリー監督 2015年)。ハイ・ライズ High-rise とは高層あるいは高層の、という意味。一般に高層マンションは High-rise apartment と表現される。...

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